恋は思い通りにいかないもの。学園生活、女二人に男一人の友人関係は、恋の波乱しかない。誰かのものになって、初めて気づく相手へ思い。学生らしい戸惑いや苛立ちは初々しい。そう、案外 自分の気持ちには鈍感だ。そしてこの話のキーマンは、なんと言っても二人の間にいる男『潮』だろう。主人公の一花も、友人で美人のぼたんも良いが、潮の懐の深さが魅力で尊い。このお話の先、二人のよき理解者である潮を交えた学園生活を、嫉妬やヤキモキするイベント盛りだくさんで、もう少し覗いてみたい。
女の子って柔らかくて、いい匂いで。抱きつくとふんわりで。 傷つきやすくて、誤解しやすくて。ああ、可愛いのてんこもり! このお話で満喫してください。