第七歩目 二.五倍の〈差〉を生むのはプラスアルファの要素:一月第二週目
この週は、東京への戻りにしか長距離列車を使ってはいないので、総合的な結果は大幅にダウンしている。
【結果:一月十二日~十八日】
総移動距離 二一六.一キロ (一八四.五D)
歩行距離 四二.三キロ (八.七D)
歩数 九二〇三一歩(一〇七七八歩 D)
〈歩数〉
『ア〇コ〇ン』 五五五P 四六.三円 (二.八U)
『 ト〇マ 』 一三八五五P 一一五.五円(四三.七D)
『Mウォー〇』 二三〇六P 一四四.一円(二五.五U)
〈距離〉
『 P〇〇l』 九二二P 〇八九.五円(〇一.三U)
『 ク〇シ〇』 一五二五六P 一三八.七円(〇九.一D)
『 プ〇リー』 三三〇五七P 二七五.五円(六三.九円D)
週合計:八〇九.五円(八七.二円D)
ここまで七週に渡って六つのアプリを稼働させてきた分けなのだが、そのうち、歩数〈のみ〉がポイントになるのが、『アル〇イ〇』と『M〇○ーク』の二つである。そして、これらは、歩数上限が八千歩から一万二千歩なので、〈万歩〉をクリアしさえしていれば、歩数の増減が獲得点に影響しない。
データを見てみると、前者と後者の獲得金額の違いは、第一週目が〈一.八〉倍、第二・三・六・七週目が約〈二.五〉倍、第四・五週目が約〈三.一〉倍で、七週の合計だと約〈二.六〉倍と、かなりの開きが認められる。
この差異は、同じ歩数アプリでもポイントの獲得方法が全く異なる事から生じている。
『アルコ〇〇』は、五百歩ごとに貯まるゲージで双六をする。双六なので運次第で、その日に引くべき回数は異なるのだが、大体十五回前後なので、必要歩数は一日七千~八千歩となろう。さらに、週単位で課されている歩数ミッションをクリアすると、自動でクジが引かれたりもする。
とまれ、こう言ってよければ、このアプリは歩数ガチャなのだ。
一方、『Mウォー〇』は、千歩ごと最大一万歩、つまり、一日十回引けるガチャをやればポインツが獲得できる。この点においては『ア〇〇〇ン』と似ているのだが、『M〇〇〇ク』には、「健康クイズ」に答えたり、一日の「食事記録」を登録した場合にもガチャが引ける。また、自分の所持ポインツをベットして、例えば、一日一万二千歩を六日連続クリアできるかという「チャレンジ」や、自分と同じレベルのウォーカーと歩数を競う「1:1歩数バトル」といったプラスアルファのポインツ獲得要素もあるのだ。
おそらく、この付加機能が獲得額の大きな差となって表われているのであろう。
ちなみに、週ごとに結果が違っているのは、例えば、アプリが固まってガチャが引けなかったり、「チャレンジ」の申請を忘れて、付加的なポインツが獲得できなかった事が原因である。
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