第5話

こうやって 誰かが迎えに来て、幹部の集まる涼一の家まで行く




話を聞き 指示を出す



あるいは



問題を治める





ちっとも自分にはあるはずもない度胸を毎度のごとく試されている気がする






「若?」




ん?



あたしが寝てるかと思ったようで リュウは小さな声で聞きながら あたしを覗き込んでいた

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