第17話:那月って処女だよな?。
「ああ、だけど一週間待てないよな・・・あのさ、今やっちゃっていいか?」
「紅のダメなんじゃないのか?・・・やっちゃったらソファ真っ赤に染まるぞ」
「ソファー真っ赤になっちゃったら、さすがにマズいって」
「そうか〜・・・なんかさ、花見したりする時のデカいビニールシートとか
ないか?・・・それ下に敷いときゃいいんじゃないか?」
「そんなことまでしてしたいのか?拓」
「初めてのエッチが生理の日なんて、殺人事件みたいになるぞ」
「まあ、そうだな・・・たしかに俺、赤いの苦手だしな」
「俺、自分の鼻血みただけで悪寒が走ってブルブル震えが止まらなくなるんだ」
「じゃ〜しょうがない一週間辛抱する・・・」
「だからとりあえず今日は真似事だけ・・・いいか?させてもらっても・・・」
「服、着たまま、パンツも履いたままでいいから」
「いいよ」
「じゃ〜いただきます・・・何度目だよこれ」
拓人は那月の上に乗ってエッチの真似事をしはじめた。
「まずはチューから・・・してもいいか?」
「いいよ」
「那月、震えてる?」
「震えてなんかねえよ・・・するなら早くしろよ」
拓人はおもむろに那月のクチビルにキスした・・・ためらいもなく舌を入れた。
前回みたいに那月は拓人のデープなキスを拒まなかった」
「ん・・・・・・んぐ、あ〜・・・はあ、はあ、お、おまえ・・・激しすぎ」
「那月、キスですでに感じてるのか?」
「感じてなんかないわ」
「だって、俺の頭抱え込んできたじゃないかよ?」
「キスしながらもっと〜って言わなかったか?」
「そんなことしなし言う訳ないだろ、ボケ・・・いちいち可愛くないんだよ」
「あの、一応キスはゲットしたからさ、次はおっぱいな」
「やっぱり?揉むのかおっぱい?」
「真似事、練習だから・・・あくまで練習だって」
「それはな〜・・・やっぱり今度もスルーじゃダメか?」
「それじゃ〜愛撫って言うか前戯にならないだろ・・・」
「練習ってのはデモンストレーションでもあるんだから、本番さながらに
やらなきゃ意味ないの、分かった?」
「なんかいいふうに誤魔化されてる気がするけど・・・」
拓人はためらうことなく那月のたわわなおっぱいを揉み揉みしはじめた。
「ダメダメダメ・・・そこダメ・・・感じちゃう」
「那月って処女だよな?・・・なんで感じるんだ?」
「なんだよ、悪いか?」
「いや処女なのに感じるって・・・聞いたことあるんだけど、まだセックスの
経験ない女子って感じないって・・・」
「そんなの関係ないって・・・」
「あのな・・・ひとりエッチしてるから感じるんだよ・・・悪いか?」
「あ、ちっとも悪くないかも・・・ひとりエッチね」
「あのその、那月がひとりエッチしてるとこ、俺見てみたいかも」
「エッチの真似事より、そっちのほうがいいかな」
「はあ〜?・・・そんなの見せられるかよアホ」
「え〜エッチしようって訳じゃないんだからいいじゃん?」
「はっきり言って俺、女性がひとりでやってる動画とか観るの一番興奮
するんだわ」
「なんて言うかな・・・我慢できなくて悶絶しながらって可愛いくて・・・」
「変態・・・冷めるわ・・・もう・・・止め・・・帰れ」
「エッチの練習はな〜し・・・あんまりお前と一緒に部屋に長くいても
おふくろに怪しまれるし・・・」
「とにかく生理が終わるまで、私に触れるな・・・ハグもチューも
させないからな・・・変態拓」
「那月〜、俺、おまえがひとりエッチしてるのめちゃ妄想しそうだよ」
「じゃ〜それで我慢すりゃいいだろ?生ひとりエッチは見せないからな」
これだけ彼氏が変態でスケベなのに那月が拓人と別れたいと思わないのは
精神的に根本的な部分がブレないからなんだろう。
だから拓人がいくら変態男になっても那月は引いたりビビったりしないのだ。
一見拒否ってるように見えて実は那月は拓人が大好きだし可愛いのだ。
つづく。
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