キャッチコピーに偽りなし

第一部 読了しました

第一に挙げるとするなら、やはり「世界観」でしょう
時代考証については詳しくない自分でも、大正時代の帝都という物語の舞台に対する解像度が非常に高いことはよくわかります。実際にセットを作り上げたかのように、読んでいてイメージすることができました
登場人物たちも一人一人の輪郭がはっきりしており、生命をもって息づいているのが感じられます

しっかりと基礎を固めた上で紡がれた、安定感の強い物語だと思いました
第二部も近々開始するそうなので、楽しみにしています

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