【対策】

上司の提案を回避する為に私は、翌月のシフトを少し減らした。


多分上司も気付くだろうが、このシフトで突っぱねるんだ。


もしこのシフトで却下されたなら、私はここを辞めよう。


そう心に誓った。


そして案の定、上司からメッセージが届く。


「斎藤さん、来月のシフト減ってる気がするんだけど何か予定とかあるの?」


上司からの連絡だ。


「やっぱりシフトの事を聞いてきたか」

私は予想通り過ぎて笑いそうになった。


(最近働きすぎたのか、中々疲れが取れない日が多いので少し減らしてるだけですよ。ただどうしても人が足りない日は言ってください)


そう打ち込み、返事をする

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る