第47話
自分で呼んだくせに
お風呂から緊張しながら戻るとソファで寝ている真斗。普通寝ないよね。
ソファの前に座って思う。寝てるし悪戯しちゃおっかな。真斗のほっぺに伸ばした手はほっぺには届かなかった。
「何しようとしてるの」
真斗が起きて私の手を止めたから。
「いや何も」
「ふーん。来てくれたってことは僕の話聞いてくれるんだ」
そうなるのかな。来てくれって言われて動揺きたけど話がしたかったのは同じだ。断る理由なんてない。
ソファに座り直した真斗は
「ほら座らな」
トントンと左側を手で叩きながら私に笑顔を見せた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます