第23話
「昨日2人同じ夢を見てな。空が出てきたんだ」
気のせいかさっきの顔
「話聞いてやらなくてすまなかった。3人で一緒に遊んで楽しかった。お姉ちゃんと呼ばれて嬉しかった。何も悪いことしてないよゆーちゃんはって言われてね」
別によかったのに私の話を聞いてくれない父と助けてくれない母。お姉ちゃんに言われて気づくなんて相当愛されて…やめやめ惨め。
「で、反省してるから謝りにでも来られたとか」
「夕奈何なのその態度可愛くない」
あぁこの人は何も変わってはいない
「貴方に可愛く見られてもいいことなんてありませんから」
私のことなんとも思ってないくせに笑わせるな。
「やめないか喧嘩をしに来たのではないこんなことなら私1人で来るべきだった」
母の言葉は席を立ち母の手を握った真斗によって紡がれることはない。
「もうやめましょう。僕と一緒にこの部屋を出て少し落ち着きましょう」
「そうね」
まだ何か言いたそうだったが真斗に連れられ大人しく部屋を出た。
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