第20話

「久しぶりだねゆーちゃん」

容姿も中身も子供なのかな。どっちにしろ7歳だし子供だよね。

「なんでまだここにいるの姉ちゃん」

一緒に来た日に私の前からいなくなったのに

「ごめんお姉ちゃんって呼んでもらえて嬉しかった。ゆーちゃんを苦しませる原因になってごめん。父さん母さんには言っておくよ」

また言いたいことだけ言って消えるんだから

「真斗ありがと」

「バカ」

思いっきり引き寄せられて真斗の胸で泣いてしまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る