向日葵の咲かない夏
向日葵の咲かない夏、道尾秀介、新潮文庫
読むと嫌な気持ちになります。しかしそれが癖になります。
あらすじ
夏休みの始まる前日、主人公は見つけてしまった。首を吊った級友の姿を。
しばらくして、その死体は、忽然と消えてしまった。
そしてその級友は、あるものに姿を変えて、主人公の前にあらわれる。「僕は殺された」と訴えながら。
妹のミカとともに、事件の謎を追い始めるも…。
感想
読んでいる最中、吐き気がしました。
全てにおいて胸糞悪いです。
それはそれとして……おそらく多くの読者が、違和感を覚えながらこの小説を読んだのではないでしょうか。
その違和感は、最後の最後につながります。
最悪な方向に。
「向日葵の咲かない夏」は、謎を残したまま終わります。決してハッピーエンドではありません。
しかしながらも、忘れられない読書体験になるでしょう。
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