相思相愛
ナオと付き合いはじめた。
カラオケの選曲
服の趣味
好みの酒
ナオは気が合いすぎて、友達みたいな学生みたいなノリで付き合っていた。
今日で付き合って一カ月
ナオの家に行く予定。
何度か行ったが、シンプルであまり物がない。
駅で待ち合わせしてコンビニで買い物をしてナオの家に着く。
好きなアーティストのライブDVDを流して、くつろぐ。
ナオのスマホが鳴る。
いつものことだ。
客の女からの連絡。
風俗嬢とボーイズバーの店員
お互いの仕事には口出ししない。
あずさから離れて誰かと通話している
少し揉めているみたいだった。
通話を終えたナオが申し訳なさそうに甘えてきた。
ナオ「ごめん、あず〜。ちょっと出てくる。」
あずさ「いいよ。待ってるから。」
ナオが出かけるとあずさはナオのクローゼットを開けた。
もうすぐナオの誕生日。
ナオが好きなブランドは把握している。
ナオが持っていないものをあげたい。
事前にチェックしていたアクセサリーや服は大体持ってるみたいだった。
クローゼットの端に靴箱が積み重ねてあった。
一番近くにあったものを開けてみると、見たことのないものが入っていた。
これがなんだか知らない。
でも、なんとなく見てはいけないもののような気がした。
ラムネみたいな錠剤、タバコのような葉と巻き紙
あずさ「ドラッグ…?」
一気に血の気が引いた
クローゼットを閉めて、深呼吸する。
ドキドキが止まらない。
確かめたいけど、こわい。
震える手でスマホを手にする。
錠剤 ドラッグ カラフル
タバコみたいなドラッグ
検索して、画像を見て
手が震える
寒気がして冷や汗が止まらない
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