幕間2 【報告書】I

 件名:第1回女王特秘第123号遂行報告 ※特級極秘案件※


 宛先:女王府円卓会最高総帥、女王陛下アリシア七世


 差出人:聖エリサレス教会、神聖聖堂騎士団”白騎士”イヴ=イグナイト

  備考:女王権令・《オーダー01》拝命済み


 日時:聖歴1855年、カノンの月3日

 場所:レザリア王国南部地方イエリアル

    聖都ファルネリア郊外、孤児院・《永遠の箱庭エバー・ガーデン



 1.任務概要

 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。

 ※この文章は”女王府円卓会最高総帥、女王陛下アリシア七世”のみ閲覧可能。


 2.情報収集結果


 ・レザリア王国内の政治的動向

  ほぼ無政府状態。上も下も統制が取れておらず、

  現状、実行戦力を保持する一部の特権者の利己的な横暴が横行している。


 ・エリア7《聖域》の軍事状況

  《信仰兵器》は現在、休眠状態であり、周辺地域は小康状態を保っている。

  だが、情報部の調査通り、再活性の兆しあり。原因は不明。


 3.任務遂行状況

  神聖聖堂騎士団の現・最高司令、ジャクソン=モレー卿。

  そして、偽翼天使大隊・《堕天隊》の構成メンバーにて、

  件の《永遠の箱庭エバー・ガーデン》が《箱庭の子羊達ガーデン・チルドレン》、

  現・生存者カノン、マティア、グラムの三名と予定通り接触。

  多少のトラブルはあったが、無事に《堕天隊》の隊長兼、教官に就任した。


  《箱庭の子羊達ガーデン・チルドレン》の他九名は、先の大戦にて戦死が確認されている。

  尚、その彼女らの死の状況に幾つか不審点あり。

  当時の《堕天隊》の隊長、聖堂騎士ネロ=タイラー(同じく先の大戦で戦死)

  の背後関係を、今後調査予定。


  尚、ザミエル=デルモンド、コードネーム《大罪》の足跡は不明。

  モレー卿、《永遠の箱庭エバー・ガーデン》以下、教会内の主立った人物に事情徴収するも、

  有益な情報はなし。

  以降、内偵調査は継続予定。



 以上、報告終了。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る