#9 アンコ様

天岩戸病院には、ナイチンゲールと並び評されるアンコ様と呼ばれる看護師がいる。

彼女は波瑠をこの病院に来たときから見守っている。外野と同じようように(外野については新古事記参照)


「波瑠さーん。今回は私が担当でーす。お手柔らかに」


「アンコ様、俺の看護キツいの分かってんじゃん。3東なんて男の看護師5人がかりだよ!今回は外れていいよ」


「私、波瑠さんの看護やりたいの」


「マゾなの」


「それは、、、」


「そうか、マゾなのか。。。」


「。。。そうだ波瑠さん。今日からおしめとブルーシートね♡」


「えー。そりゃない」


「だめ♡ぜったい♥」


「覚醒剤かい!」


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