涼ちゃん
第3話
わたしと涼ちゃんは、わたしが生まれた時からずっと一緒に育ってきた。
「なーちゃんのおしめは僕がかえる!」
なんて言って涼ちゃんはわたしのオムツを交換してくれたり、
「なーちゃんのママは僕なのっ!」
何て言ってわたしにミルクを飲ませてくれたり、昔から涼ちゃんはわたしを大切に“妹”として育ててくれた。
そんな涼ちゃんはわたしに対してとても過保護に育った。
わたしはそんな過保護な涼ちゃんが好きで好きで仕方がないのです。
もちろん、“兄”としてではなく恋愛感情で。
そんな涼ちゃんが大好きなわたしの1日はいつも涼ちゃんから始まる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます