第48話

「愛梨、大丈夫?」


「私より陸君を優先しなさい」


友達より恋人の方が優先でしょ?


「お言葉に甘えて!」


春は嬉しそうだった。


これでいいんだ。


本当は一緒に帰って欲しかった。


だって1人で帰ると、誰かについて来られてる気がする。


それに、聖愁が怖い。


でも幸せ絶頂の春を巻き込むわけには行かない。


我慢だ。


そして私達はご飯を食べた。


「次、体育かぁ」


五限目は体育だった。


ご飯を食べてすぐ体育という日は一週間に2回もある。


動くのは好きだけど、食べてすぐは流石にしんどかった。


「頑張ろっ」


気合いを入れるしかない。

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