第30話
「愛梨華は今日から俺の奴隷だから」
なんて言っていたが、俺の耳には聞こえていなかった。
愛梨華ちゃんはもう制服を着ていたから、俺は手を掴み、部屋を出た。
「俺の女、ねぇ」
不気味に笑う男の声は俺には聞こえていない。
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