タイトルの『君に手向ける花はない』その意とするところがどこにあるのか。続く内容とともに、物語の結末がとても気になります。
物語は、白菊とユリの匂いに当てられて主人公が頭痛になる場面から始まる。とても印象的な書き出しです。平成2年7月27日という日付が、じめっとした夏の空気をはっきり感じさせます。水瀬ミヤコの「取り憑いち…続きを読む
文章表現や、文字の使い方の美しさが有料の電子書籍で販売しているものと遜色ないです。読んでいたら、「あれ? これお金払って読んでいるやつやんね?」と錯覚するぐらいにレベルが高いです。とりあえず小…続きを読む
物語は出だしが大事。はじめの1ページ、いや、数行で続きを読んでもらえるかどうかが決まる。そんな話は何度も聞いてきましたが、ここまで衝撃的な出だしがあったでしょうか?はじまりはヒロインのお葬式…続きを読む
夏のじんわりとした暑さ。その中にちょっと、背筋が冷えてくる要素が散りばめられた、良作です!1話から引き込まれました。ほんとに面白い。文章力の高さ、構成力、表現力◎!!皆さんも、ミヤコ…続きを読む
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