物語はまだ途中だけど、読んでいると、人と人の束の間の出会いと別れを思えるのです。
小説から何でもない日常の会話が聞こえてくればうれしいです。いつも読んだ後に読んだ方が「言葉にできない」、何か気になるよねという雰囲気を出したくて描いています。…
この物語を読んで『七つ前は神の内』という言葉を思い出しました。昔は子供が亡くなることが多くて、そのような宗教観が出来たのかもしれません。主人公が霊達と当たり前のようにやり取りをするのですが、何も…続きを読む
夏の日差しの合間、ふと、風が肌を撫でた時に涼しさを感じる。蝉時雨のした、何故か聴覚がクリアになる。夏の空気には、静が混ざる。この物語を読んだ時に感じたのは、そんな涼しげな気配だった。死者の…続きを読む
冒頭から切ない展開から始まります。真逆の性格の2人ですが“霊”という存在を通して変化していく心情が徐々に見え始めます。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(187文字)
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