2025年2月3日 13:33
クロスステップ・ダンスホールへの応援コメント
掌編ながら、軽快な文体で主人公の感性を色濃く描ける表現力に、脱帽です。何となくですが、彼は十代前後の少年なのかな、という印象を受けました。特に“彼らのほとんどは俯いたままで、この騒がしさとは別の世界にいるようだった。”という一文が、目の前の光景を気にも留めない(あるいは、“何時間もこのまま”とあるので、うんざりしている?)ことに対する悪意のない皮肉にも、『どうして興味を持てないのか?』という疑問を抱いているようにも捉えられる部分が、そうさせたのかもしれません。あとは、最後の“そこにダンスホールはなかった”との一文から、実際には人が行き交い、それこそダンスホールと表しても良いはずなのに、彼の視点を借りると、げっそりとした暗い顔の大人たちが、踏切内を行き交う様が浮かんできて『ああ、確かにそんな場所にダンスホールはないよな、期待外れだよな』と、なったからですかね。大人になった自分(少なくとも、大人をある程度、同一の存在として認識できるようになった自分)が感じにくくなった部分を、思い出したという現状が、より一層、子どもらしい純粋な印象を強めたと考えました。そんな風に、歳を重ねるごとに失いつつあるフィーリングを、ここまで丁寧に描けることが、羨ましくもあります。長々と解釈めいた感想を失礼致しました。最後になりますが、素敵な作品をありがとうございます。
クロスステップ・ダンスホールへの応援コメント
掌編ながら、軽快な文体で主人公の感性を色濃く描ける表現力に、脱帽です。
何となくですが、彼は十代前後の少年なのかな、という印象を受けました。
特に“彼らのほとんどは俯いたままで、この騒がしさとは別の世界にいるようだった。”という一文が、目の前の光景を気にも留めない(あるいは、“何時間もこのまま”とあるので、うんざりしている?)ことに対する悪意のない皮肉にも、『どうして興味を持てないのか?』という疑問を抱いているようにも捉えられる部分が、そうさせたのかもしれません。
あとは、最後の“そこにダンスホールはなかった”との一文から、実際には人が行き交い、それこそダンスホールと表しても良いはずなのに、彼の視点を借りると、げっそりとした暗い顔の大人たちが、踏切内を行き交う様が浮かんできて『ああ、確かにそんな場所にダンスホールはないよな、期待外れだよな』と、なったからですかね。大人になった自分(少なくとも、大人をある程度、同一の存在として認識できるようになった自分)が感じにくくなった部分を、思い出したという現状が、より一層、子どもらしい純粋な印象を強めたと考えました。
そんな風に、歳を重ねるごとに失いつつあるフィーリングを、ここまで丁寧に描けることが、羨ましくもあります。
長々と解釈めいた感想を失礼致しました。
最後になりますが、素敵な作品をありがとうございます。