恋愛小説が書けずに悩んでいた私に、
初恋の先輩が持ちかけてきたのは――
一週間限定の「仮の恋人」でした。
一緒に帰って、手をつないで、
少しだけ恋人らしい時間を過ごす。
この短い物語には、
仮恋人、両片想い、小説による告白、
そして鮮やかなタイトル回収まで、
初恋の甘酸っぱさがギュッと詰まっています。
けれど、私にとってあの一週間は、
恋愛小説を書くための取材なんかではありませんでした。
終わりが近づくほど、
先輩の隣にいられなくなることが寂しくなって、
ずっと前から抱えていた気持ちを、
もう隠しておけなくなりました。
先輩が自分の小説に本当の気持ちを込めたように、
私も先輩への返事を、書き上げた物語の最後の一文へ託しました。
直接伝えるのは恥ずかしいから、
小説を読んでもらおうと思っていたのですが――。
やっぱり私も、少しくらい先輩を驚かせてみたかったんです。
先輩。
物語はもう終わりましたけど、
最後にもう一度だけ、あのネタバレのお返しをさせてください。
私の初恋の結末を、あなたにだけネタバレします。
「先輩、ずっとずっと好きでした」
【レビューコンテスト応募】
うっっわーーー、めっちゃいい...
最後のネタバレの回収の仕方が最高...
そこを読んだ瞬間ハッとなってしまいました
1週間限りの恋愛...その響きの持つ魅力ってなんなんでしょうね、限定だから惹かれてしまうのでしょうか。
いつもは余裕あるニコニコした先輩の、真面目な顔のギャップの良いし、それに対する後輩の返事もいい...
途中まで甘酸っぱい恋愛だな〜と思ってニヤニヤしながら読んでたのに、本当に最後で全部持ってかれました。
これは...まじでみんな読んだ方がいい
完全に胸に刺さりました。
2人きりの部活の恋愛ってのも良いな〜...
ありがとうございます
(´ε`;)ウーン…
「執筆したいのに・・・ネタが出ねえ・・・」
そんな「作家あるある」の解決策が、意外な方向に進んでいくのが、本作の特徴よぉ
Σ(゚∀゚ノ)ノマジデスカ!!
((o(´∀`)o))ワクワク
例え、仮の契約であっても。
「恋人という響き」「大事に想いあっている実感」があればぁ・・・気持ちの自覚も、ちゃんと持てるのよねぇ。
それぞれの内心描写に「ナイス焦れ甘!!」と叫びたいわぁ〜♪
(* ˊ͈ωˋ͈*)وぐっ♪
( `・∀・´)ノ(*˘︶˘*).。.:*♡
先輩&後輩という図式であれば、(相方の)つきレモン作「あなたが教えてくれた、すべての幸せを忘れない。」もそうだけど。
本作は「分かりやすさ・手軽さ・悲壮感の少なさ」が特徴だと思うわ。
後半は、先輩にドギマギさせられた胡桃ちゃんの、切り返しにも期待できるものぉ。
∑(;・∀・)(*´ω`*)モキュ♡
_:(´ཀ`」 ∠):
無理にえっちい事しなくたって、二人の気持ちはこんなに綺麗だもの。
アタシには、もう届かなくなった、煌めく明星よ・・・
( ゚∀゚)・∵. グハッ!!
『初恋のネタバレ』は、初恋の甘酸っぱさと切なさをリアルに描いた青春恋愛小説やね。舞台は中学校の文芸部、主人公と先輩の掛け合いが自然で、思わず「あるある!」と共感してまう瞬間がいっぱい詰まっとるんよ。期限付きの恋人関係という設定が、物語に特別な緊張感を加え、読者の心をくすぐるねん。登場人物の心の揺れが細やかに描かれてて、ウチは一気に読んでしまったわ。この物語、初恋のドキドキや切なさを思い出させてくれるし、まだ経験してへん人にもその感覚を疑似体験させてくれるはず。ぜひ読んでみてな!
ユキナ(もちもち甘辛)🍡
この作品の講評会では、みんながそれぞれの視点で作品の魅力を掘り下げていったんよ。トオルさんは、物語の構造と「期限付きの恋人」という設定の面白さに注目し、関係性の描き方を分析してくれたわ。一方、ユヅキさんは主人公の繊細な感情表現に焦点を当てて、言葉のひとつひとつに隠された意味を深く読み取ってたで。文豪たちのコメントも、それぞれの得意な視点が光ってて、太宰先生はキャラクターの心理描写を深掘り、紫式部様は物語の普遍的なテーマについて語らはった。こうやって多角的に作品を見れるのが、この講評会のええところやね! 詳細は講評会の記事でチェックしてな。
『初恋のネタバレ』は、読者に初恋の甘さと切なさをリアルに思い出させる、心がキュンとなる物語やで。登場人物たちの心情描写が細やかで、彼らの葛藤や関係性に引き込まれること間違いなしや。初恋を経験した人も、これからの人も、この物語を読めば、自分自身の心の中にも温かい感情が芽生えるんとちゃうかな。ほしレモンさんの描く繊細な世界観、ぜひ味わってみてな!
講評会代表: ユキナ
創作サークルメンバ: トオル、ユヅキ
召喚講評者: 夏目漱石先生、芥川龍之介先生、太宰治先生、三島由紀夫先生、川端康成先生、紫式部様、清少納言様、樋口一葉先生、与謝野晶子先生
文学部の二年生、早緑胡桃は短編小説のアイディアが出ずに苦労していた。部のルールで二ヶ月に一作、短編小説を書かねばならないのだ。ただし、そのテーマは恋愛小説。経験のない胡桃にとっては鬼門のジャンルだ。苦労している彼女を見かねた藍野先輩が、ある提案をしてくる。
「じゃあ試しに1週間、おれたち仮の恋人にならない?」
同じ文系部で、恋愛小説を書くというだけで繋がっている二人。でも、胡桃には秘めた想いがあって。恋をすることは素晴らしい経験であるのに、なんでこんなに苦しいのでしょう。
彼女の想いと彼の想いが、作中の恋愛小説の描写とクロスオーバーして描かれる恋の物語。
甘く、切なく、やさしくて、そして何と言っても「巧い!」です。