Episode5情報収集
「Lone Wolvesか…」
花村が言った
「なんか中二臭いな」
「ヤンキーが今さらなにいってんだよ!」
「ぼっぼくはいいと思います…」
「Lone Wolvesなんか意味とかあんの?」
「だって一匹狼だった須永や俺や金田一みたいな不良も集まってるから一匹狼の複数系でLone Wolves」
「話しは変わるんだが」
すると金田一が話し始めた
「渋谷Developersの奴らとは戦うことになるのか?」
「まぁそうだなちょっと戦力でも整理したいな」
すると花村が
「俺は不良について詳しいからなよ~し俺が解説してやる!」
「…勝手にしてろ」
「お前から言ったのに」
すると花村が写真を出してきた
「まずこいつだ」
そこの写真にはとても巨漢な男がいた
「なっなんでこんなの持ってるんですか!」
「知らない方が身のためだ!」
花村のヤバい一面が見えつつ解説が始まった
「まずこいつの名前は山西考征かなりの巨漢で恐らくあの白夜よりデカイ」
「まぁ白夜も行けたんだし行けるだろなぁ須永」
「そっそうかな?」
「いやこいつはデブが得意とする格闘技を網羅している、相撲、レスリング、シムルそして奴が得意とする柔道はとても厄介だ」
次に出した写真にはガリガリで茶髪の男がいた
「こいつの名前は江田元一郎」
「おいこんなのガリガリのモヤシが強いのか?」
「こいつの強みは大量の武器を使ってくることだ、特にゴルフクラブが得意武器だ」
「武器を封じれば行けるか…?」
「次にこいつだな」
花村が出した写真には銀髪のハーフの男だった
「こいつの名前は伊丹ダンテ、日本人とイギリス人のハーフのボディビルダーでこの中で筋肉だけなら最強だ」
「…武器でやればまぁ…?」
「この男も要注意だ」
その写真は目がデカイどこか狂気じみた男だった
「宮野政宗こいつはハイ!が口癖、こいつはマッサージに精通していて相手のツボをついてくる、リアルケンシロウだ」
「ぐぬぬぬ」
一尺八寸がついに唸り声のようなものになった
「そしてこいつがリーダー聖光也だ」
写真の男はメガネをかけた金髪でまるでkpopアイドルのような美貌だった
「こいつは武器、格闘技、バイク全てにおいて最強だ、いうまでもない」
「バイクの情報いる?」
「…」
一尺八寸が黙り込んでしまった
「そして最後に最近出所予定の渡邊琉斗という屑がいる、何でも婦女暴行と暴力で捕まったらしい」
(私気を付けないとな…)
巨漢に武器使いボディビルダーにリアルケンシロウ、犯罪者にそれを統べるリーダー…
こんなの強者達に勝てるのか!?
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