第20話

「ハァッ…ハァッ…クッ!!!」

「ハッ…!!マオ、魔の森抜けられたのは運が良かっただけかぁ~?!…息、上がってるぞ?!」



そう言いながらケイは、マオの懐へするりと入り込んだ。



「っ!!!」

「まだ、ひよっこなんだよっ!マオ…!!!」




凛々しい顔が、ニヤリッと意地悪く笑う。


その手に持っていた筈の大剣は…先程までケイが立っていた場所に刺さっている。






チュッ…。





「ッッッ!!!!」



マオの銀糸の髪を無造作に撫でる無骨な手。

空いたもう一つの手は、ケイよりも一回り小さなマオの腰を抱いて…。






息をしようとマオが口を開けば、待ってましたと言わんばかりにケイの舌が侵入してくる。



「ふぁ…っっっ!!!」

「ふっ…っ」





今にも水音が聞こえてきそうな程…。

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