短歌
はるむら さき
気まぐれ短歌
君がため 作ったシチューが 冷めていく 塩辛いのは胡椒? それとも…
「サラダだけ」 かわいこぶってる わけでなく 我が胃は油 華麗に拒絶
冷めていく 愛する君の 姿見て いくらなんでも 目力強い
出なければ 出るまでまわせ そのガチャを 確率じゃなく その愛で引け
好きだとか そんな言葉じゃ もの足りねぇ 新巻読んだ 直後の滾り
「まってすごい とうといよすぎ ほんとみて」好きなものほど 分かち合えない…
「ひさしぶり」 かけられた声で 振りかえる
かえれないのは あなたのとなり
初恋を こじらせ挑む 成人式
人混みの中 探す面影
髪を結い 紅をさして 帯を締め
向かう場所は 思い出の中
会えるかも? ドラマみたいに 都合よく
会えたというに 君は気づかぬ
白雪の 積もる世界で 下駄をはき
コートも羽織らず 青き唇
短歌 はるむら さき @haru61a39
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