出奔した兄を捜して江戸の長屋に住まう主人公は、女でありながら男装している変わり者。
時代的に、周囲から厳しい目を向けられはするものの、長屋では概ね好意的に受け入れられていた。
そんな主人公。大家さんから店賃を支払うために仕事をもらい、用心棒稼業をするのですが、大金を手に入れてもお人好しを発揮して、あっさり手放してしまうと言う豪快な一面も。
周囲の迷惑も何のその。己の信念に突き動かされて、蝙蝠小町は江戸の町を走り回ります。やがて、本来の目的である兄と出会うのですが……。
本当に、本人的には一生懸命なのですが、見ている方にしてみればハラハラせずには居られない。実際ちょいちょい、いろんな人に怒られてもおりますが、次に一体何をやらかすのかとハラハラしながら読み進められる時代劇。
時代劇好きな方は、是非とも蝙蝠小町の活躍を追って頂きたいと思います。