第3話 恐怖

前日の恐怖と共に学校に着くと「今日朝は大丈夫だったか?」と友達が心配してくれた。

「混雑してたお陰であいつにはバレなかったけど…やっぱり帰りやな」と不安気に言った。

友達が「明日から監禁生活になったらどうする?」と聞いてきた。

「最悪だよ。今なら学校に行けんし、今後就職も出来んただの廃人になっちまうやん。しかもゲームも出来んだろ?他の女の子がいるゲームでしょとか言っておしまいだよ。デレデレした可愛い系が良かったなぁ。」と話してると「おはよう。何話してたの?」と聞き覚えのある声で寒気がした。

「なんで同じ学校に…」

「流石にイメチェンしてたから気づかなかったかぁ」と悔しそうに言ってきた。お待ちかねのセリフ「昨日の事覚えてる?」と聞いてきた。

「覚えてるさ。なぜなら勝手に拒否権も無く話してくる事にムカついてたからな。」と腹立てながら言うとようやく友達が「俺とした事が...」といい頭を抱えてしまった。

そして「とりあえず言うけどうちは了承もしてないし用事も無視で勝手に付き合わされそうになったんやぞ。なんか言う事あるやろ。」と怒鳴り散らしたが「そんなことより...」という始末で「自分勝手なのもいい加減にしてくれ」と言うと「え?もっとよくして欲しいの?やっぱり好き。だから放課後一緒に...」と言ってきたので「ムリ」と即答したら「浮気?此処にいる他の娘がいいんだ。へぇー。」と言ってきた

うちが「いや、実を言うと結婚の約束した奴と合う約束があるんよ...」と言うと「もしかして私の事?」と馬鹿げた事を行ったので「違うで」と言うと「放課後さ、駅まで一緒に帰ろ」と急に誘ってきた。帰るくらいならいいかな程度に返答したのが間違いだった。

授業が終わり教室へ戻る時に「ゲーセンで音ゲーしてから夜を迎えるつもりがヤンデレのせいで...最悪だ」と友達に言うと「やめてくれぇー」といったので「渡すことできるなら渡してるよ。でも現状をみるとヤンデレだからなぁ」といい教室に戻ると彼女は嬉しそうに手を振っている。

嫌な予感を感じて彼女のもとに向かうと「同じ授業で終わるのも一緒のはずなのになんで遅いの?」と質問してきた。

「面白いセリフを教えて貰ってたんよ。小学校からの趣味でな帰宅時にストーリーとか作ってたんよ。」と返すと「へぇ。小学校の時からの趣味なんだ。最近は何時も聞かせてもらってるんだ。」とおかしな事を言い出した。「やっぱりあの時、友達にあだ名話してた時からバレてたのも納得だわ。」と納得してると「貴方から約束したから覚えてるでしょ?だからさ、はやく一緒に帰ろ♩」と催促してきた。「わかってるけどさ、寄りたい場所あるんだわ。」と言った。

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