矢野一色は売れない俳優。そんな矢野には大きな夢がある。いつかハリウッドのレッドカーペットを歩く事だ。矢野は劇団あすかの劇団員として俳優を目指し、9歳の時に子役デビューを果たすが、中々売れない日々。高校生になり、森越学園芸能科に通いながら演技に邁進する日々を過ごしていたが、演技が上手いので、少しずつ周りから認められて行く。しかし主役にはまだ遠い道のりだ。そんな矢野を見守るのは、超人気アイドルで親友の西野智と、智の恋人の菊池真凜だ。そんな周りの協力もあり、矢野には少しずつ俳優としてドラマや映画で活躍する機会がやって来る。そして矢野は19歳でアカデミー賞の最優秀助演男優賞に輝く。だが脇役ばかりで主役になれない。矢野は24歳の時に映画で1人の女優と共演した事がきっかけで、最高の友人を得る事になる。それが須田絵里香である。絵里香は矢野と生涯に渡り、親友であり、また最高の恋人となった。
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