※読み合い企画からのレビューです
魔王軍が現れたその日、主人公・アキトは王城の地下に異世界転移した
混乱の中、アキトは、たまたま王都を訪れていたシンと共に、王女ソフィアを守りながらの逃避行に参加することになる──以上が本作品の第一章のあらすじだ
本作品の特徴は、まず、追いすがる魔王軍による圧倒的な絶望感だろう
ネタバレは回避するが、アキトはその逃避行の中で自らの弱さを憎み、成長しようと足掻き続ける
序章の時系列は第一章の後なので、序章時点でのアキトの強さに非常に納得が行く展開となっている
転移即チートで無双、などというイージーモードな異世界転移と双極を成す、心を抉るような展開の数々
苦手な人はもちろんいるだろう
しかし、過酷を生きたからこそ、守り抜いたものに価値があるのだ
また、異世界の設定やバトル描写も非常に丁寧に練られており、特に重力魔法を使った戦闘はかなりの読みごたえがある
まずは序章だけでも読んでみよう
重厚な異世界ファンタジーがあなたを待っている