不安になる展開がないのでストレスを感じることはありません
関わり合いになる貴族も傲慢ではなく、こんな馬鹿が国を治める要職につけるわけないだろ、とツッコミたくなるようなこともありません
敢えてこういうのが苦手な人もいるだろ、という点を上げるのであれば、唐突に主人公が好色家になることでしょうか
関わり合いになる女性は片っ端からと言っていいほど手を出しますし、それまでそんな気配はなかったのにある時から急に女性を見て舌なめずりするような性格になります
それを推奨するような周りの空気も含めて、女を宛がうためにこの物語が存在しているのでは?という気すらしてきます
行為の詳しい描写自体はありませんが、何話にも渡って女性をとっかえひっかえしてる話を書かれるのには流石に辟易としてしまいます
ただ女性が関わっていない部分に関しては相変わらず面白いですし、そういう部分も好みという人であれば間違いなく刺さる作品ではあるでしょう