第94話

こっちだってもう一試合やるなんて聞いてないっつぅの。



元気な男共を置いて、あたしはパラソルに戻った。



「はぁー、暑い。疲れた。」



「ほら。」



愚痴をこぼしながら座ったら、横からお目覚めの晃が飲み物をくれた。



「ありがとう。晃起きたんだ。」



「あぁ。みんなの声で目が覚めた。」



みんなの声で起きたって。



まぁこれだけはしゃぎ声が飛び交っていたら目が覚めるか。



というか、海に来てまで寝る方がどうかしてるよね。

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