第10話

「この辺にはいい暴走族だけじゃなく、悪徳な奴らもいる。アイツらは卑怯な手を使って相手を襲ったりする。」



いい暴走族って、そもそも暴走族にいいも悪いもあるのかって感じだけど。



まぁいいか。



「晃の言う通りです。そして特に我々のような正統派の暴走族の姫は狙われやすいんです。まぁうちは姫ではなく女王ですけどね。」



続いて斗真が言った。



なんかトゲがある言い方だったけど。



悪かったわね、可愛いお姫様じゃなくて。



「まぁ姫だろうが女王だろうか結局はそのチームが守りたい存在であることは変わりません。と、同時にチームの弱点でもあります。」




「なるほど。その弱点を狙ってチームのみんなのメンタルをボロボロにしようってことね。」



「そういうことです。」

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