第67話

途中でデパートに寄って、菓子折りを買うと茜の実家に行った。



茜の実家に着くと、車から降りた。



玄関まで行くと茜が話した。



「けん。

ちょっと待ってて…!!」



茜は、家に上がるとお母さんを連れて来た。



「初めまして、天宮です。」



「どうぞ。

お上がりください。」



「はい。

失礼致します。」



客間に通されると、お父さんがいた。



「どうぞ、お座りください。」



「はい。

失礼します。

つまらない物ですが、召し上がってください。」



お父さんに菓子折りを渡す。



「既にご存知だと思いますが、あかねさんと同棲をさせていただいてます。

妻を2人亡くし、婚約者を1人亡くしています。

あかねさんには、相応しくないかも知れません。

私は、妻を亡くしてからずっと、孤独感に浸っていました。

あかねさんのお陰で立ち直ることが出来ました。

どうか、あかねさんとの同棲を認めていただけないでしょうか?

お願いします。」



頭を深く下げた。



「頭を上げてください。

先週の休日に、茜の上司の葉月先生が訪ねて来たんですよ。

葉月先生は、天宮さんと茜の同棲を認めてやってほしいと言って頭を下げて行かれました。

今日、天宮さんに会って、葉月先生の気持ちと茜の気持ちが分かりました。

天宮さんは、皆さんに慕われていることが…。。

茜のことをよろしくお願いします。」



「はい。

ありがとうございます。」



お母さんが話した。



「茜。

良かったね…!!

玉の輿にまで乗れて…!!」



「お父さん。お母さん。

ありがと…!!」



「今日は、ありがとうございました。」



玄関で、お父さんとお母さんに見送られた。



頭を下げて、車に乗ると、実家に向かった。

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