第43話

「この黒い車がそうだから。」



「分かったよ。」



茜は、運転席に乗った。



「えっ~!!

エンジンどうやって掛けるの…??」



「ブレーキペダルを踏みながら、ハンドルの横に付いているボタンを押して。」



「あっ!!

掛かった…!!」



「あとは、普通通りに運転すれば大丈夫だからね。

気を付けてね…!!」



「は~い…!!

いってきます…!!」



「いってらっしゃい。」



茜は、手を振ると車を走らせて病院に行った。



真実…。。



茜が俺のことを想っていたなんて知らなかった。



葉月先生がそこまで考えていたとは知らなかった。



茜と上手くやって行けることを信じることにした。

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