第5話変な通行人

人が多い都市に住んでいると、変な通行人に良く出会う。

僕がいけないのだが、タバコを吸っていると、「こんなとこで、タバコ吸ってんじゃねえよ」、「くせぇんだよ豚」、「ガンになって死ね」などと、色んなやつに言われた。


ある日は、おばさんが近付いてきて、「あなた、太り過ぎよ!私、昔栄養士だったけど、死ぬよ!」と言われた。

そして、歩き去りまた、他の男にも何か言っていた。認知症だ。

兎に角、街を歩いていると良く絡まれる。

だが、変化が。

僕は目が悪いのでサングラスしていたら、ここ2年間いちゃもん付けられた事がない。

周りから言わせると、悪人ヅラしているらさしい。


会社の怖い人も、僕に、

「羽弦さん、僕は知っているから声掛けるけど他人なら避ける顔してるよね」と。

でも、通勤にはリュックサック背負っているし、ニコニコしている。ま、マスクはしているが。

サングラスが身を助けてくれている。

悪人ヅラだと、名古屋人は絡んでこない。

他の都市は知らないが。

ま、先ず鹿児島でサングラスは盲目の人以外は使用しない。

目が悪いデメリットだけでは無かった。

この前、栄駅で(栄は名古屋イチの繁華街)で、2人組の金髪のヤンキーが僕に近付いてきて、何か言われるか、されるのかな?と思っていたら、「お疲れ様です」と、言われた。

誰と間違えたのか?


ま、名古屋も田舎ですから。

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