第63話

「最近、ずっと辛そうでした。

でも、俺じゃどうしようもなくて。

それでも話を聞くことくらいなら俺でも出来ます。」




俺の真剣な眼差しに表情が固くなる




「俺はどんな楓さんでも好きです。

俺の前では全部曝け出して下さい。

弱いところも醜いところも全部。

そんくらいで離れるなら最初から声なんてかけませんよ。」




きっと俺は楓さんになら何をされても許してしまう





騙されても傷付けられてもいあ




それで楓さんが幸せになれるならどうだっていい




「・・・久我くん、なんで・・・」




くぐもった声が聞こえる

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