第98話
蓮凛said
体の痛みも忘れて必死に走る
周りからの視線はウザいくらい感じる
だけど、今はそれさえ気にならない
30分くらい走ってやっと辿り着いた
膝に手をつきハァハァと荒い息を整え、いつものカフェの扉を開く
カランコロンと軽やかな音が鳴り、店員さんのいらっしゃいませ。という声が聞こえる
話しかけてくる店員さんの声もBGMと化してしまうくらい意識が一点に集中する
居るかも分からないけど店内をぐるりと見回し、間違えもしない愛おしい彼女の姿を捉えた
未だ話しかけてくる店員さんに連れがいますと声をかけてその席へと足を進める
さっきとは違う意味でドキドキと高鳴る鼓動を感じながら声をかける
「杏奈ちゃん、心配かけてごめんね〜。」
情けないことにどう声をかけたらいいか分からず、いつも通りへらっと笑いながら声をかける
おれの声にばっと効果音が付きそうな勢いで視線を向け立ち上がる
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