第56話
「杏奈ちゃん、あの店員さん好きなの?」
「はあ?あんたに関係ないでしょ」
さっきまで店員を見てた優しい目付きとは違い、軽蔑の視線を向けられる
なんなんだよ
勝てる訳ないじゃん
「本当に目の保養になるよね。」
ニコニコと店員さんを見る葉月ちゃん
「でも、蓮凛くんもカッコいいよね。」
そう言われても嬉しくない
「すいませーん。」
何を思ったのか店員さんを呼ぶ葉月ちゃん
店員さんがおれ達のテーブルに近付いてくる
「はい、ご注文は?」
そう淡々と告げおれ達の顔を見る
「え、蓮?」
珍しく表情を崩し驚いた顔をする
「仁くん、ここでバイトしてたんだ。」
「ああ、まあな。」
まさか、杏奈ちゃんの想い人が仁くんだとは思わなかった
確かにイケメンだし、モテるだろうな
「その子お前の彼女?」
からかうようにおれに問いかけてくる
ちっ、仁くんの事だから気付いたんだろうな
「そうそ、おれの彼女。」
「は?適当な事言ってんじゃないわよ!」
珍しく声を荒げる杏奈ちゃん
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます