第14話
「なーんちゃって
本当はもっとエリカと
話したいと思ってたんだよー」
オレが子ども騙しみたいに
ニパッと笑うと
エリカはちょっとだけ顔を崩した
「しかし
エリカん家って厳しいのな
決まった時間にご飯・勉強・就寝
さっすが元貴族だな」
何の嫌味も含めず言ったつもりだが
彼女はスッと目を細めた
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