第44話
きっと私は今
いい顔をしているんだろう
使者「ま、いいさ
来世があるんだからな」
彼は無敵な笑顔で
そう言った
そして
ゆっくり私に
背を向けると
使者「さ
天使様に会いにいこうぜ」
と、鼻歌を口ずさんだ
私は知らず知らず
微笑んでいた――
☆end☆
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