第4話

そう思った途端

ピシャッと車に

水をはねられた


泥水が

制服のスカートにかかる


私は足を止め

スカートに手をやる


冷たくて寒い……

まるで私の心そのままだ


深雪「違うのに……」


私の口から

知らず知らずこぼれていた


別に

好きで勉強してるんじゃない

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