軟禁中の美貌の王子シルヴィエ、そのシルヴィエのいる屋敷へ指輪を盗みに入ったマルセイユ。
盗人なら処罰されるのかと思いきや、このシルヴィエがもの好きなのかなんなのか、盗みに入ったマルセイユを屋敷にとどまらせます。マルセイユの方もその方が目的を果たせるとなんだかんだ受け入れるのですが、シルヴィエのマルセイユに対する猫可愛がり(と言っておきます)がすんごい。
どれだけ可愛がるの?そしてマルくんはどれだけ流されやすいの?と少々心配になりつつ、でもそのお陰か、マルセイユは処刑間近のシルヴィエをどうにか救おうと奮闘し始めるのです。
……と、思ったら!(´⊙ω⊙`)
他の方のレビューにもありますので、これ以上は何も言わないでおきます。
ロマンスなのか、ブロマンスなのか――是非最後まで見届けてご判断ください。
王の子でありながら、簒奪者に父が討たれて無実の罪を着せられ、不自由な生活を余儀なくされているシルヴィエ。
そんな彼の屋敷に入った、盗人のマルセイユ。まあ、あっさり捕まってしまうのですけどね。
しかしここから、盗人マルセイユと、王の子のシルヴィエの物語は燃え上がるのです!
身分も立場も全く違うはずなのに、互いに惹かれあう二人。
しかし無実の罪を着せられているシルヴィエに残された時間は、長くありません。
死にゆく運命のシルヴィエを、どうにかして助けたいマルセイユですが、ただの泥棒の彼に、いったいなにができるか……。
とまあ、そんな絶望的な状況の中で愛し合う二人の様子が描かれるわけですが、このお話には大きな仕掛けが施されていました。
何を言ってもネタバレになってしまうので語れないのですが、物語後半で話の前提が覆ったのです!
盗人マルセイユは、愛するシルヴィエを救うことができるのか?
壮大なスケールの、ブロマンス作品です。