第51話 殺し屋再び
俺達は一旦養魚場に戻った。
紗耶香は両親が襲われたことを知って、1度実家に帰って無事を確認して来ると言って実家に戻った。
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俺は桜と半日イチャイチャしてから、ダンジョン庁に報告と、ドロップ品の売却に出掛けた。
俺の本拠地【毒竜ダンジョン】の入り口に転移した時激しい殺意を感じた。隠形スキルで身を隠す。
殺意を放つ男の後ろに転移して威力を抑えて首トンして気を失わせた。威力を100分の分の1くらいに抑えないと相手の首が切断されてしまう。SS級に成ったせいで要らない気を遣わねばならなくなったのだ。死なれたら尋問出来なくなってしまう。
気を失った男と共にダンジョン庁の1室に転移する。桜の妹の椿に連絡しておいたので、既に尋問官の鬼頭さんが待機していた。
「また現れたようですな。今回もB国人でしょうかね」
「今回はE国製の拳銃を持っていましたからNK人の可能性も捨てきれません。まあ、その辺のところは尋問官の鬼頭さんにお任せします」
「判りました。お任せ下さい。秋葉さんなら1国の軍隊位簡単に潰せるでしょうが、充分にご注意下さい」
「またまた、御冗談を。俺なんかにそんな力は有りませんよ。まあ、一般人が巻き込まれないように充分に気を付けます。なにか判ったらお知らせください」
俺 は買い取り部に寄って、大量な収集品を預けて帰路に就いた。最近は外国からの注文が増えているとのことで、これで要望に応えられますと喜ばれた。
妹夫婦の家に寄って、皆のみんなの無事を確認してまた襲われそうになったことを伝えて紗耶香には暫くの間両親の護衛をするように言っておいた。
「おじちゃんこそ気を付けてね。また第3S級ダンジョンの調査に行くんでしょう」
「ああ、まあ、あそこは待伏せしようにもどこのステージに飛ばされるか分からないからダンジョン内では襲われる心配は無いが、入り口までの道中が気を付けなければならないところだな」
「ダンジョン庁の職員さん達を守りながらだときついわよねえ」
「そういうことだ。でもメアリーも恵も居るから大丈夫だとは思うがな」
「そうだね。あの2人とも一緒に潜ってみたいなあ。アメリカ仕込みの戦い方をこの目で見てみたい」
「紗耶香もすっかり戦乙女になっちまったなあ」
「へへへ、日本初のSS級収集人のおじちゃん仕込みだからね、こうなった責任はおじちゃんに有るんだからね」
第3S級ダンジョンの調査日が来た。メアリーと恵と合流してダンジョン入り口に向かう。途中人気の少ない道を通る。
襲われるとすればこの辺りだろう。
狙撃された!敵は1㎞先から撃ってきた。3人とも銃弾を受けた。だが今回は防御結界の上に沼ダンジョンで手に入れたラスボスの蟹の防御泡をくっつけて置いたので銃弾は泡に絡め獲られている。何かの時に証拠品として役立つだろう。ストレージに収納しておく。
俺達は狙撃者の居る位置に転移した。
そいつは、射撃した直後に場所を変更する前に俺達が現れたので、慌てふためいている。
その時銃声と共に銃弾が飛んできた。
「しまった!」
銃弾は俺達ねらったのではなくこいつの口封じのためだったようだ。すぐさま周囲に結界を張って、倒れた男に【エリクサー】を飲ませた。
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パソコンが駄目になってしまいました、途中から使い慣れないスマホでの投稿です。次回はお休みさせて頂きます。
すみませんが宜しくお願い致します。
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