主人公が入り込んでしまった恐怖の世界。 見えるのに捉えられない森山という恐怖の存在が、どこまでも追ってくるのは、恐怖そのものです。 詐欺なんてするものじゃないですね。
すべては因果応報――。しかし、その言葉で片付けてよいものか。この作品は、私が読んできたホラー作品の中でも、群を抜いて恐ろしいです。幽霊?人怖?いいや、得体のしれない、ナニか。語り継がれる都市伝説の始まりを、とくとご覧あれ。