悪役令嬢と居酒屋グルメの組み合わせが実にミスマッチのようで味(グルメだけに)深いです。料理の描写も素晴らしく、想像すればするほど、お腹がぐう〜と鳴ってしまいます。まだ途中ですが、肝心のストーリーも面白いので続きが気になリます。是非オススメな作品です。
乙女ゲームの悪役令嬢が、ヒロインや学園の話を全て無視して、居酒屋をやっている。学園からは「店があるので!」とすたこらさっさ、「コレがコレなもんで」と退散するサラリーマンばりに逃げ足が早い。愉快である。とはいえ、和風の居酒屋の常連は、騎士団に大臣に国王夫妻、はては自分の婚約者と、もはや政治の中心地、永田町一丁目一番地。迫力がある細かい下ごしらえなどの描写に腹を空かせながら、ちらちらと見えたり見えなかったりする乙女ゲームの行く末に思いを馳せて、本作を味わってみてほしい。
料理の描写がめちゃくちゃ丁寧で美味しそう。料理だけじゃなく他の描写も上手いので自分がまるでそこにいて話を聞いているかのように錯覚する。良い作品だと思います。
飯食った後なのに腹減って来たぞ、どうしてくれるw鱈が旬ならフィッシュ&チップスとかあってもよさそう。モルトビネガーが手に入るかどうかだが。
悪役令嬢が女将さん!料理のメニューも描写も本当においしそう。現実にあったら毎日通っちゃいそうな居酒屋。お腹が空いている時に読んだら、悶絶しちゃうかも・・・。第三王子と心を通わせる日は来るのかしら。ごはんもラブも期待しています!