第19話
「それ返してもらおうか」
抱えられながら出てきた結衣は眠っているように見える。酒飲ませすぎには見えないなぁ。
「誰アンタ」
コイツ何しやがった。
「恋人。お前奥さんいるだろ何やってる」
「まじか。結衣も人の物か。何だ俺の事まだ好きなのかと思ってきたのに残念」
これ以上こいつの話をおとなしく聞いてるのもバカらしい。
「返してもらうぞ。君も相当酔ってるぞもうこいつに近づくなよ。」
おい待てよおいなどと叫んでるが無視して結衣を車に乗せ家へと向かった。やっぱりついてきておいて良かったそう思いながら。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます