応援コメント

すべてのエピソードへの応援コメント

  • 企画にご参加ありがとうございます✨
    それぞれの登場人物たちの優しさと健気さ、幻想的な風景とすれ違いが繊細に組み立てられた、非常に高度な小説だと思いました。
    最初から普通に地縛霊と話しているという思い切った世界観からのスタート。雨の日の港が不穏と美しさで閉ざされた感じがその先の展開を期待させます。

    高度な仕掛けゆえ、読み手として苦しい場面がありました。
    一読目の感想としては、あらすじにガイドがあったおかげで、エピソード3まではミステリ感、細かな描写から「登場人物への愛着」も高まっていきました。ただ、初見では情報量が多く、頭の中で映像化するまでで精一杯で、味わう余裕がなかったのがもったいなかったです。また、仕掛けの核なので仕方ないのですが、一文の主語が誰なのかが確定できないところがあり、読みの流れが悪くなりました。

    エピソード4は2回読みました。1回目でタネ明かしがあり、結果的になるほど!と思ったのですが、読み終わるまで内容を整理することに力が注がれました。2回目を読むと、確かに話は通りましたが、その分鮮度が落ちてしまい、もっと仕掛けに驚きたかった、もっと登場人物たちと一緒に泣き笑いしたかったなぁというのがちょっと残念でした。

    登場人物の描き方としては、人間の奥行きよりは仕掛けのための設定(動機や背景)という感じが否めませんでした。彼ら自体はとても魅力的だったので、人間ドラマの側面と仕掛けの面白さが打ち消しあってしまった部分があるのではないかと思いました。エピソード1〜3が字数の割に平坦に感じるので、ある程度、取捨選択をすると小説全体が生きるのではないかと感じました。

    とはいえ、幻想的な世界の描き方、高度な構造美は秀逸ですし、彼らの想いが明らかになる結末にはじんと来るものがありました。挑戦的な小説だと思います。生意気な内容になったことについつは、ご容赦くださいませ🙇‍♀️

    作者からの返信

    千織さん、コメントありがとうございます。
    やはりこの作品は読みづらいようですね。悪魔にちょっと魂を売りすぎました(汗)。
    ただ、ラストも2回目で話が伝わったみたいなので、そこは少しほっとしました。

    また、一定の評価はいただけて(★3つで、おすすめレビューもいただきましたし)、良かったと思います。

    私自身としては、この小説は設定ありきというかタイトルありき(いや、雨ありきか?)だったので、雰囲気が好きな作品です。でも雰囲気に酔いすぎてはいけませんね。
    それから私は3人の中で一番憂のことが好きなんですが、憂をもっと書き込めたら良かったかなあと思っています。
    ありがとうございました。

    編集済

  • 編集済

    『ありのままに言う企画』から失礼します。読ませて頂きました。
     早速言わせていただきますけど、盛り上がりが薄かったです!
     やりたいことは分かるんですよ。実は地縛霊は塁の方だったというどんでん返し。
     でもそれをやるには一番大事なことって、種明かし開始の時の盛り上がりだと思うんですよね!
     てか実際、どんでん返しをやろうって決めた時点で、作品の狙いは真相を描いた時の読者の驚きや盛り上がりでしょう。それがあまり演出できていないように感じました。
     だから姉弟が出会った時の感動も薄くて。ただ真相を出せば驚いてくれるだろう、みたいな……。そんな感覚が伝わってきましたね。
     どんでん返し系って段階が重要なんですよ。読者に真相を隠して騙しながら、真相発表の盛り上がりに至る道を作るには、丁寧な段階を踏む必要があります。どんな時にどんな情報を出すのかという。
     でもなんだかこの作品……伏線を張ってあったりと段階を踏もうとした形跡はありましたけど、そこがちぐはぐに感じました。どういう順序で情報を出すのが、読者を驚かせるのに最適なのか、慎重に考えて欲しかったなと思います。
     あとは、どんでん返しに囚われすぎて、ストーリーに感動を盛り込むのを忘れていると思いました。せっかく出会った姉弟なのに、切なさと嬉しさの描写がが充分に盛られていないのではないでしょうか。
     企画に参加いただきありがとうございました! 感謝申し上げます!

    作者からの返信

    あばらさん、最後まで読んでいただき&コメントありがとうございます!
    こんな内容の話なので、途中でやめられたらどうしようと心配してました(汗)。

    盛り上がり、なるほど確かにそうですね、言われるまでそのことにまったく気づきませんでした。段階については唐突だなとは自分でも思いますが、この長さ(短さ)なので一ヶ所ですべてをひっくり返したかったんです。それがうまくいってるかどうかは別として。

    また、こんなことをいっては身もふたもありませんが、私はたぶんこの作品で盛り上がりを書きたくなかったんですね。最初から最後まで小雨のような淡々とした話。最初に書き終えた段階で読んでくれた人には意図が伝わったのか、そういう指摘はありませんでした。変わり者同士だったんでしょう(笑)。

    ちょっと言い訳になっちゃってますね、すみません。
    でもこういうことを書いてくれる人はなかなかいないので、改めてありがとうございました。

    追記:あとになって気づいたのですが、喜びが弱いのは(視点を持つ)塁が斗夢のことより憂を心配してるからですね。まあ斗夢のほうはもっと喜んでも良かったかもしれませんが。失礼しました。

    編集済