第4話 スキル確認
どうも……あの女神に「役立たずと言われた」高校生…久世凛です。
あのクソ女神にこんな危険みたいな所に飛ばされて約1時間が経過しています。
今の状況?そりゃ....死にそうです。
「ぎゃゃゃゃゃ!」
ライオンみたいなモンスターがこちらに向けて
大きな口を開けて俺を食べようとしてるのだ
「うぎゃゃゃゃゃゃゃぁ!!!!」
俺は全力で走った……過去一走った気がする。
途中で見失ったのかモンスターは居なくなっていたが……
(なんだよこの森……このままじゃ俺死ぬな)
この森はおかしい…モンスターの見た目も思ったより凶悪だし周りからずっと叫び声みたいなのも
聞こえてくるのだ
「一旦隠れられる場所に行くか」
そうして俺は近くにあった洞窟の穴に入った。
(そういえばあのクソ女神が言ってたスキルってやつを確認しといた方が良さそうだな)
アイツはゴミって言ってたけど俺にはさっぱり
分からない…
「ステータス」
【ステータス】
名前 : 久世 凛
Lv:1
魔力数 : 1200/1200
体力 : 150/150
俊敏性:10 攻撃力:2
知力:5 運:20
【スキル一覧】
〈創造の賜り〉〈記憶の片鱗〉〈小さな導き手〉
〈逆境の力〉〈予感〉
相変わらず知力が低いな…魔力って事かな?
攻撃力は……うん。低すぎる。
(なんだ?スキルの曖昧な名前は……)
「小さな導き手とか曖昧過ぎないか?」
(スキル確認はできるのかな?えっと、、これを押せばいいんかな?)
俺はスキルをもう一度押した。
〈小さな導き手〉
〖精霊を使役可能!〗
*精霊使役可能数:1
(精霊!?)
俺はびっくりしてしまった。
もっと弱いスキルなのかなと思っていたのだ
「他のスキルも見てみるか!」
〈創造の賜り〉
〖イメージ物を作成可能〗
*魔力数.イメージ度を必要とする
イメージ……魔力……
まるで幼い頃から扱ってきたかのように魔力の
流し方……出力全てが脳内に流れてくる。
(試しにスマホを創造してみるか)
「………」
ピコン
ゲーム音みたいな効果音が俺の耳に流れた
目を開けるとウィンド画面があった
〖必要な魔力数を達してません〗
どうやら俺の魔力数ではまだ作れないみたいだ
まぁLv:1だしなっと思ってしまった。
他には……っと
〈
〖記憶を呼び起こすスキル〗
*現在呼び起こせる記憶は存在しません
(なんだ、、まだなんにも呼び起こせないのか)
っておい!日本に居た時の記憶は無理なんかい!
ついうっかりツッこんでしまった。
「記憶の片鱗か……ほんとに役に立つのかな」
これ以上の詳細が開けないのが残念だ。
一応下には〈その他〉と書いてあるのだ
しかしいくらタップした所で意味が無い。
ーーそう、タップをすると新しくウィンドが現れ
【必要な情報が足りてません】っと忠告される
(必要な情報ってなんだよ……まったく)
「まぁいいや!次だ次!」
〈
〖自身の能力値を制限する〗
「なんだよ!?このクソスキルは!!」
思わず叫んでしまった……。
にしてもほんとに一番ゴミスキルだ。
(そりゃあのクソ女神からゴミ!とか言われるわな)
もちろんあの
それ以上に正しくもあって悲しくなるのだ
「これは封印だな…多分使う事はないだろうし」
っとこれが最後のスキルだ。
〈予感〉
〖出来事を予感察知できる〗
俺は何も言わない…よし見なかった事にしよ
そうして俺は【ステータス】を閉じて眠った。
【スキル発動】
〈逆境の力〉
«能力値の一部を制限します»
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