妖怪を見ることができ、その魂を見ることが出来る能力を持つ少女チノリちゃん。
彼女はその能力を使って、数々の妖怪たちの魂を観察していく……
童話調の文体によって、一見コメディタッチのホンワカした作品かな?と思わせて、彼女のあまりの「無垢なる狂気」に鳥肌が立ちます。
子供は大なり小なり、無邪気な邪悪を持っている。
それは虫に対する扱いに顕著に表れている。
でも、それがもしその枠を広げたならば……
それは生理的な恐ろしさを刺激する程の狂気になります。
どうすればこの作品の……そして、この優れた才能を持つ作者様の凄さをお伝えできるのか……
カクヨム様の中でも何故か過小評価されてるであろうこの作者様の……
私の文章力ではそれが充分に出来ないのがもどかしい気持ちです(汗)
とにかくこの作品を読んで下さい。
そして、気に入って頂けたらぜひ作者様の他の作品も。
そうすれば、私のようにのめり込む事間違いなし!
もしも魂が見える人がいるとしたら。
そして、体から魂が抜け出していく光景が、とても綺麗なものだとしたら……。
このような設定は、純粋で優しい心の持ち主が主人公であり、そんな主人公と大切な家族の別れの場面が綺麗な魂の浮遊と相まって感動を巻き起こす……そういう物語にこそ相応しいものだ!
と、思い込んでおりました。
本作を知るまでは!!!
チノリちゃんは魂が見えてしまいます。
そして、それが浮かんでいく模様は綺麗でした。
とすれば、あとは◯ろすより他に道なしでございます!
(そういう意味で、チノリちゃんは純真無垢ですね……)
とはいえ、ギリギリ倫理的な線引きのあるチノリちゃん。
初めは虫から◯り始めるのですが、それに飽き足らず、徐々にとんでもない存在に手をかけていき……!
チノリちゃんは一体何者!?
面白くも恐怖に戦慄するホラーコメディの傑作です!
是非ともご一読を!
タマシイって何?
ギモンを感じたことはないですか?
タマシイに色はあるのでしょうか。そして、私にも色はついているのでしょうか。
この世にはまだまだ解明されていない不思議が山のようにあります。
チノリちゃんは五歳です。
コワイ、キョウフ、そんな感情を子どもたちはいつ、理解するのでしょうか。
そういや、職場の同僚の子どもがまだ幼くて、もしも同僚がゴキブリが大好きで可愛い可愛いと可愛がっていたら、その幼い子どもはゴキブリを可愛がるのでしょうか。
こんな疑問を抱いたことがありました。
チノリちゃんの観察日記には、こんな素朴な知りたい、なんだろう、がたくさん出てきます。
ともに、チノリちゃんと日記を書いてみませんか?