双子
双子の妹がいたと思う。
二卵性だから全然似てなくて、泣けば何でも自分の思い通りになると思っていて、双子だからと呼び捨てにしてくるような奴だった。
ある朝目覚めると、妹の姿が消えていた。
大きな声で呼び掛けても、部屋中を探しても見つからない。
親は言う。
「あら、あなたは一人っ子でしょう?」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます