第15話

「俺、今日ココに泊まるから。」



「え、え?蓮見君?」



泊まるって本気で?


「それはお母さん的にマズイんじゃ…」


「かすみは香奈さんの言う通りに俺が行動したら満足なの?」



「それはっ…」


困る。

いつまでもキス止まりでは。





蓮見君は私の顔を見て心を覗く。



「どうなの?ああ、別にココじゃなくてもいいんだけどね…?」



その言葉に私は焦る。


「蓮見君!?」



「今日も何人かの全然知らない女のコに告白されて、」



今日も!?


やっぱり蓮見君はモテてる!!



「わ、分かったから。」



そう言うと蓮見君は優しく微笑んだ。



「初のお泊り。香奈さんの反応が楽しみだ。」




そして蓮見君は自分の携帯の電源を切った。

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