ゆっくりと進む時間、しかし二人は同じ時間を過ごしていることはできないんだ。でも交わる点と点、それだけで十分じゃないか。
小説から何でもない日常の会話が聞こえてくればうれしいです。いつも読んだ後に読んだ方が「言葉にできない」、何か気になるよねという雰囲気を出したくて描いています。…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(638文字)
SFという観点から設定が難解だと 良く思ってしまうが、内容はとても良かった。ハンノの反の…いやその表情とかが綺麗な感じに頭に浮かんでくる。
まったく自分のなかにない状況での異星人とのコンタクト。SFというよりは、翻訳された文芸という趣きで仕立てられているようです。心理描写や情景がこまやかで惹き込まれます。ストーリーが進行するに…続きを読む
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